このまま社会人として働き続けていていいのか不安です。
何か始めた方がいいのでしょうか
このような疑問に対して記事を書きました。
この記事の結論
- 将来が不安な社会人は副業を始めるべき理由
- 副業を行うメリットとデメリット
- おすすめな副業はストック型
この記事を書いている2022年6月現在、われわれ社会人にとって明るいニュースは流れてきません。
ネガティブニュース
- 米国経済のインフレリスク
- ロシア・ウクライナ戦争
- 第3次世界大戦の危険性(核戦争)
- 収束しないコロナウィルス感染症
- 歴史的円安の進行
- 物価の上昇に反し増えない給与所得
- 少子高齢化に伴う老後2,000万円問題
- 増え続ける国債問題
これだけ世界的に将来が暗いと思われる現代において、ひたすら会社で出世を目指して働いて安定した生活といえるのでしょうか。
ひと昔前は終身雇用制度・年金制度が安定して機能していましたが、少子高齢化・日本経済の停滞化に伴い、どちらの制度も崩壊寸前です。
この終身雇用制度・年金制度は国や企業に信用があってこその制度だったと言えますが、この制度の崩壊は国に信用がなくなってきた証明です。
しかし、この悲観的な状況においても社会人は働いて生活費を稼ぎ続けなければなりません。
今回はそんな悩める社会人にとって、副業を強烈におすすめしていきたいと思います。
それでは行ってみましょう。
将来が不安な社会人がとるべき選択肢とは?
将来が不安な社会人にとっておすすめの選択肢は次のとおりです。
おすすめの選択肢
- 副業を始める
- 自分で稼ぐためのスキルを身につける
理由は、個人で稼ぐためのスキルを身につけることが最大のリスクヘッジだからです。
そんな副業なんてしないで、転職や起業をしてしまえばいいのでは?
会社で働きながら副業するのはきついです。
こう思われるかもしれませんが、確かに副業や自己投資は仕事と並行して行うので、正直しんどいです。
ただし、大変だけど行動に移すことができない人は危機意識が欠如しています。
将来につながることに投資を行うのか、現状のまま日常を過ごしていくのかでは将来が大きく変わってきます。
大変なことは間違いないですが、行動に移さなければ何も現状は変わっていかないことを強く認識してください。
副業のメリットとデメリット
次に副業を行うことで得られるメリットとデメリットを確認していきましょう。
一般的にはメリットのみが提示されますが、デメリットも確実に存在するので、しっかり確認しておきましょう。
副業を行うことのメリット
副業を行うことは、確実にメリットがあります。
むしろメリットがないとしたくないでしょう。
副業・自己投資を行うことのメリットは次のとおりです。
- セーフティネットが形成され心の平穏に繋がる
- 自己実現の場となる
- できることが増えることで人生の選択肢が増える
- うまくいけば本業以上の収益も期待できる
メリット1:セーフティネットの形成
最大のメリットは、自走力が身に付くことで、最大のセーフティネットが形成されることです。
終身雇用制度の崩壊に加えコロナ禍での収益の低下の影響で倒産する企業が増加しました。
今や、大企業で勤めていてもリストラに遭うリスクは高く、会社勤め一本という選択肢はハイリスクな選択とも言えます。
そんな中で、副業・自己投資に伴うスキルの習得は、会社に依存せず自分で稼ぐ力が身に付くので、リスクヘッジになります。
今、行動しておくことでこの先、何か起きても大丈夫だという安心が得られます。
メリット2:自己実現の場となる
副業・自己投資によるスキルの習得で自己実現が可能となります。
会社員あるあるだと思いますが、自分がやってみたいことや、絶対にうまくいくであろうアイデアが閃いたとしてもほぼほぼ実現されることはありません。
何故なら、決定権は自分ではなく上司だからです。
わたしの経験上、管理職は保守的・保身的考えが第一にきますので、前例がない事例や革新的なアイデアはほぼ100%否定的です。
前例がないからこそビジネスチャンスになり得るのですが、この保身的上司の意見を覆し、会社員として自己実現をするのは至難の技だといえます。
副業だと自分が決定権者となるので100%自分のアイデアを実行・実現させていくことが可能となります。
メリット3:選択肢が広がる
副業・自己投資によるスキルの取得により人生の選択肢が広がります。
出来ることが増えると本当に視野が広がります。
なにより、副業での収益が確保できることで、本業を辞めて自分のやりたいことにチャレンジすることも可能です。
本業をやめたいけど、辞めた後の生活が心配で一歩を踏み出せない方は、まずは副業・自己投資からスタートすることをおすすめします。
メリット4:本業以上の収益が期待できる
副業は個人で起業し稼ぐことを意味しています。
つまり、収益はすべて自分のものとなるので、勿論すべて自己責任ですが、給与などと異なり上限がありません。
うまくいけば本業を上回る成果も期待することができます。
反対に成果が上がらないと一切の収益もなくなってしまう厳しい世界ですが、本業と並行して行えるので挑戦もしやすいですね。
挑戦してもリスクはすくなく大きなリターンを望める副業はやらない理由は少ないように思います。
副業を行うことのデメリット
副業には確実にデメリットもあります。
全てがバラ色といえるような甘い世界ではないのでしっかり確認してください。
- 日常的に一定の時間確保が必要
- 娯楽等の時間はなくなる
- 成果が出るまでに時間がかかる
- 成果は自己責任
日常的に一定の時間確保が必要
副業には日常的に時間の確保が必要となります。
理由は、副業は個人で事業を起こすことを意味するので、価値提供・労働の提供を行わないと利益が発生しません。
当然、業務によってはノルマや期限も存在し、本業があるからって言い訳は一切通用しません。
成果をだすためには日常的に最低1時間〜2時間、休日はそれ以上の時間を投下する必要があると考えます。
わたしも日常的に最低でも1時間、週末には4〜5時間は時間を投下していますよ。
娯楽等の時間はなくなる
副業の時間を確保するためには自分の時間の断捨離が必要です。
人間は誰でも1日に24時間しか与えられていません。
この中で睡眠時間(EX:8時間)、本業(EX:10時間)、最低限の家事(EX:2時間)を引くと副業に割ける時間は4時間程度しかありません。
独身なら4時間投下できますが、既婚者ならさらに時間が投下できなくなるでしょう。
こうなると娯楽等の時間を割かないと副業に時間を投下することができなくなります。
副業で成果をあげたいなら、テレビ等の娯楽時間を見直しその時間を副業時間にまわしましょう。
正直、この娯楽等の時間は本業での疲れを回復する時間でもあるので割くのは辛いと思いますが、副業が習慣化してくれば割とこなせますよ。
成果がでるまでに時間がかかることがある
副業は個人差あると思いますが、成果がでるまでにはある程度時間がかかる可能性があります。
特にわたしがおすすめするストック型の副業は、最低でも2〜3ヶ月、長かったら1年程度は成果がでない可能性があることも覚悟する必要があります。
理由は、どんな仕事もそうですがいきなり高い価値提供を行うことは難しいからです。
ブログで例えると、ただ記事を投下すればいいだけではなくマルチにいろんな作業を行う必要があります。
- SEO対策
- 競合分析
- 差別化戦略(特化ブログ化など)
- サイト設計
- 記事構成
- 記事執筆
- デザイン
- サムネイル画像等の編集
- 記事投下後の分析など
- WordPress立ち上げ(最初)
わたしはブログは無料ではなくWordPressブログをおすすめしていますが、Wordpressブログはカスタマイズ制が高い反面、カスタマイズするための技術やサイト設計も行う必要がでてきます。
これらをしっかりせずしてマネタイズはなかなか厳しいでしょう。
『1日5分の作業で月10万円稼げる』『誰でも簡単に』このような甘い言葉に誘われて副業を始めた方は、思った以上に成果がでないことに疲れて挫折することも考えられます。
繰り返しますが、副業は成果がでるまでに1年はかかる位の長期目線で始めることをおすすめします。
結果は全て自己責任
副業に伴う結果は全て自己責任になります。
理由は会社員と違い個人事業主として活動を行うこととなるので、誰にも責任転換はできません。
成果が出る出ない、成果物に対する顧客からのクレーム等もすべて自分の責任となります。
おそらく、副業を始めることで本業のありがたみもわかるようになると思います。
責任は上司だったり組織が最終的に処理してくれたりするので、不満ばかりいうのはナンセンスですね。
このように副業にはメリットもデメリットもどちらもあるのですが、ここでデメリットにびっくりされて副業をしない選択肢を取られるかたもいらっしゃるかもしれませんが、そのような方は無理に始める必要はないと思います。
デメリットで取り上げましたが、副業を行うには限られた自由時間の中で娯楽等の時間を断捨離して行う必要があります。
しかも成果がでるという保証もありませんし、すべては自己責任です。
とても頑張っているのに成果がでず絶望することもきっと経験すると思います。
このような時に原点に立ち返って、しっかりと副業に目的を持っている人が最終的に続けられるし、続けることで成果がでる可能性も高くなってきます。
甘い話はありませんが、しっかり自分のスキルが身に付くなどのメリットも確実にある。副業はそんな位置付けで頑張るべきだと思います。
そして最終的に副業を楽しめないと続かないというのがわたしの実感です。
おすすめの副業について
まず副業の種類には大きくわけて2種類あります
副業の種類
- フロー型(労働集約型)
- ストック型(資産構築型)
フロー型(労働集約型)
フロー型は労働を提供することで対価としてお金をもらえる労働のことです。
フロー型の労働は即金性が高いことが魅力な反面、常に時間を切り売りし労働を提供し続けないと収益を生み出してはくれないという特徴があります。
フロー型労働の例
- アルバイト
- WEBライティング
- 物販
- BASEなどネットショップ
- デザイン
- プログラミング
- 動画編集 ertc...
ストック型(資産形成型)
ストック型とは労働の成果が資産のように積み上がっていくタイプの労働で、どちらかといえば仕組み化が成立し収益が発生するものです。
特徴としては初期にプラットフォームなどに資産を構築するための期間と労働が必要で成果がでるまでには期間を要しますが、資産が構築され仕組みが成立すると比較的作業に必要な時間は少なくなります。
ストック型労働の例
- ブログ
- Youtube
- NOTE
- Brain
- コンテンツ販売 etc...
ブログで例えるとWordPressの立上げやASP登録、サイト設計、高品質記事投下は必要ですが、ある程度ブログに人気が集まり出すと、ブログから自動的に収益が発生するようになります。
こうなるとブログ自体が資産になりますね。(ストック型)
この2つのうち社会人におすすめの副業は、ストック型労働です。
理由としては、フロー型労働は時間的拘束が長く、隙間時間で収益化することは難しいからです。
本業が忙しい社会人にとっては、隙間時間でも取り組みやすくて、資産構築が完了したら構築した資産から自動的に収益が発生するので相性がいいですね。
ただし、ストック型は収益化に時間がかかるデメリットもあるので、最初はフロー型から取り組んでいってもいいかもしれません。
プログラミングのように労働することでスキルが積み上がっていくような労働もいいですね。
最終的にスキルや仕組みなどの自分の強みとなる労働がおすすめです。
わたしがおすすめするストック型の副業
具体的にわたしがおすすめする副業は、ブログとプログラミングです。
理由としてはどちらもスキルが積み上がっていくことで成果が出やすくなるからです。
プログラミングはともかくブログでスキルが積み上がるのかって疑問に思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、ブログは本当に色んなスキルが身についていきます。
ブログ運営で身に付くスキル
- webライティングスキル
- webマーケティングスキル
- SEOスキル
- 分析スキル
- セールススキル
- デザインスキル
- サイト設計スキル
プログラミングもフロー型労働とはいえ、自身のスキル次第で高単価案件をゲットしやすくなったり、プログラミングスキルを身につけるためのマニュアルなどをコンテンツにしてブログ化やコンテンツ販売を行うなどのスキルの横展開もしやすい特徴もあります。
ブログを始めるためにはレンタルサーバーとドメインが必要ですが、おすすめはConoHaWINGです。
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おすすめ副業の注意点
ただしどちらも注意点が存在します。
- プログラミング・・スキルを習得するまでが大変だし最初は低単価
- ブログ・・成果がでるまでに時間がかかるしマルチタスク
ある程度のコンテンツやスキルが積み上がるまで成果に直結しにくいです。
特にプログラミングは、独学でも可能ですが、挫折ポイントが存在するので、できたらスクールで学ぶことをおすすめします。
わたしが実際に使用していた学習サービスについてはこちらの記事で紹介しています。
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このように社会人の副業は甘い汁がすすれるような夢のような世界ではありませんし、皆が遊んでいる間にもくもくと作業や学習を行う必要があるものの、将来的に自己投資としてリターンを期待できます。
わたしも将来に不安がある社会人の一人として、同じ悩みを抱えて頑張っていくつもりです。
この記事が少しでも社会人の方に力ややる気につながればこんなに嬉しいことはありません。
できたら一緒に明るい将来に向けて、また自己実現に向けて走っていきましょう。
それでは今回は以上です。