社会人になったものの、終身雇用も崩壊してこのまま働いていていいのか不安です。
なにか自分の視野や選択肢を広げてくれる本があれば知りたいです。
このような疑問に対して記事を書きました。
この記事の内容
- 社会人は選択肢を広げる必要がある理由
- 社会人こそ読むべき本10選
- 本を読んだだけではダメな理由
こんにちは、副業社会人です。
わたしは副業を勤しむ社会人ですが、もともとこのようなマインドを持っていたわけではありません。
わたしは、社会人になって出会った本によって確実に考え方が変わりました。
本によって変わった考え方
- 本を読む前・・・今の会社で出世して老後は年金で悠々自適に生活する。
- 本を読んだ後・・会社に依存せず、自己投資を行い自分で稼げるようになる。(投資・ビジネス)
わたしはいろんな人の考え方に出会える読書こそいちばんの自己投資としておすすめしていますが、本日はわたしが実際に読んで影響を受けた本を厳選し紹介します。
わたしが実際に読んでみて2〜3回以上読み返した学びになる本ばかりです。
これらの本は社会人に、それもできるだけ若いうちから読んで頂きたいと切に願います。
社会人は選択肢を広げる必要がある理由とは?
社会人は選択肢を広く持つべきです。
理由は、終身雇用制度・年金制度が崩壊しつつある現在、国や企業に依存する考えはとても危険だからです。
国が老後2,000万円問題を提示したことは記憶に新しいですよね。つまり自分で老後資金を確保しておかないと国は面倒を見切れなくなってきていることを意味します。
そのような流れの現在、自分の力で稼げるようになることはとってもとっても大切です。
確かに、いい高校に入って、いい大学を出て、いい会社に入ったら一生安泰といった価値観はひと昔前は鉄則でした。
でも日本の経済は停滞を続け、もはや東南アジアの方が経済成長率が上回っています。
だからこそ、一つの視野に縛られず、選択肢を沢山持っていくことが大切です。
それが結果的に自分の武器となりセーフティネットとなります。
会社で出世する選択肢以外にも、副業で稼ぐ、投資する、起業する、選択肢は広がりつつあります。
可能性をシャットアウトするのではなく、挑戦しておくことで結果的にセーフティネットとなります。
社会人こそ読むべき本10選
では続いて、社会人の価値観と選択肢を広げてくれるおすすめの本を10冊紹介します。
本の内訳は次のとおりです。
- 1〜5冊目は、マインドセット編・・・マインドぶち上げ系
- 6〜10冊目は、視野拡大編・・・選択肢と行動が学べる系
マインドセットが大切な理由は、今後のあなたの行動は、おそらくあなたの周りの人の考え方・価値観と異なる考え方ばかりなので、一生懸命行動(努力)をしていても周りに理解してもらえず辛いときもあるかもしれません。
そんな時こそ「行動を起こす理由」つまり、マインドセットが大切になってきますので、基礎の部分として強固に固めておきましょう。
また6〜10冊目は実際の行動に対する指針となる本が多いですが、投資に関する本も多いです。
おすすめの本
- 自分の中に毒を持て(岡本太郎)
- 自由人の脳みそ(高橋歩)
- 非常識な成功法則(神田昌典)
- ゼロ(堀江貴文)
- 実践!世界一ふざけた夢の叶え方(ひすいこたろう他)
- これで金持ちになれなければ一生貧乏でいるしかない(金川教晃)
- 人生攻略ロードマップ(迫祐樹)
- 真・投資術(与沢翼)
- 金持ち父さん・貧乏父さん(ロバート・キヨザキ)
- お金の大学(リベラルアーツ)
それでは行ってみましょう。
自分の中に毒を持て
本のポイント
- 本当の敵は自分自身で、挑戦することの大切さがわかる。
- 既存の価値観をぶちこわしてくれる一冊
著者は、太陽の塔でも有名な「岡本太郎氏」です。
数々の名作を作り出した天才ですが、その人生・価値観も型にはまらないもので、天才とはこのような考え方をしているのだということがわかります。
ぼくは口が裂けてもアキラメロなどとは言わない。それどころか青年は己の夢にすべてのエネルギーを賭けるべきなのだ。
勇気を持って飛び込んだらいい。
人間にとって成功とはいったい何だろう。結局のところ、自分の夢に向かって自分がどれだけ挑んだか、努力したか、ではないだろうか。
このように、自分の敵は他ならぬ自分自身であり、自分を甘やかさない自分の弱さと向き合い続けたからこそ、芸術でも成果がでたのかと府におちました。
とても強烈な言葉とともにあなたの既存の価値観をぶちこわしてくれる一冊です。
自由人の脳みそ
本のポイント
- 人生を劇的に面白くするために変えるべき”思考の癖”がわかる。
- やりたいことがあるときに強烈に背中を押してくれる一冊
20歳の時に映画「カクテル」に憧れて大学を中退し仲間とアメリカンバー「ROCKWELL'S]を開店し2年で4店舗へ展開
23歳で全てを仲間に譲り、1〜サンクチュアリ出版を設立し数々のベストセラーを世に生みだす
26歳で結婚を機に出版社を仲間に譲り全ての肩書をリセットし世界一周の旅へ
帰国後も世界中にさまざまなジャンルのビジネスを展開する経営者に
まさに自由人と呼ばれている男・高橋歩氏の著書です。
著者の一切の言い訳をせず自分の夢と向き合うその姿勢から忘れていたワクワクを呼び覚まされることを約束します。
できるできないはさておき、なんでもできるとしたら何をやりたい??
このようにあなたの「好き」「やりたい」を真剣に後押ししてくれます。
注意するべき点は、この本を読むとすぐにでも仕事をやめたくなります。
わたしは衝動的に全てを投げ出すことはおすすめしませんので、高いモチベーションを保ったまま、次の本も読んでみてください。
非常識な成功法則
本のポイント
- 右脳と左脳を活用した成功の方法がわかる。
- 最短で成功する方法を教えてくれる。
- 「SMART」の法則のように、現実的で効果的な目標の立て方を教えてくれる一冊
著者は日本におけるマーケティングの第一人者である神田昌典氏です。
著者はこの他にもコピーライティングやセールスライティングをはじめとする「マーケティング」に関する著書が多いです。
この本は、著者が実際に0〜成功に至ったノウハウを8つの習慣で泥臭い部分まで隠さずに公開されています。
成功したいって気持ちが湧き上がったとき衝動的に行動するのではなく、この本に書かれている「8つの習慣に沿って」行動をしましょう。
ぶっちゃけて言うと、序章と第一の習慣だけでも目から鱗の内容ばかりですよ。
ゼロ
本のポイント
- いきなり掛け算を求めるのではなく「地道な○○」が大切だということがわかる。
- 小さな成功体験を積み上げていく、つまり努力が大切だと教えてくれる一冊
「ホリエモン」でお馴染みの堀江貴文氏の著書です。
堀江氏は次々に本を出版されているのですが、個人的にいちばん好きな本です。
というよりも以降の本にもこの本と似通ったことも書かれています。
前半は起業家である堀江貴文が誕生するまでの物語だったりしますが、特に参考になったのは大学生以降の部分です。
「できっこない」という心のフタさえ外してしまえば「やりたいこと」なんて湯水のようにあふれ出てくるのだ
「仕事が好きだから営業に没頭する」のではない。順番は逆で「営業に没頭したから、仕事が好きになる」のだ
このように成果を出している人というのは物事の考え方が根本的に異なることを優しく・厳しく教えてくれます。
自分自身の現状は結局、自分が原因であること、はたまたあなたにやりたいことがあるのに行動しない「言い訳」を潰してくれるでしょう。
実践!世界一ふざけた夢の叶え方
本のポイント
- 成功するために必要なメソッドを楽しく学べる。
- 成功者3人がそれぞれの視点で学びをくれる一冊
「ひすいこたろう」「菅野一勢」「柳田厚志」 3名で書かれた著書となります。
この3名はまったくの無名だった頃から「テイレイカイ」でお互い励ましあい実際に大成功を収められています。
その各々の成功のメソッドが本書には散りばめられてます。
個人的に好きな箇所は「菅野氏」の部分で、成功には圧倒的なリサーチと逆算思考の部分がとても刺さりました。
具体的なノウハウというよりも、こんなに楽しい感じで成功できてしまうの??という感覚になると思います。
でも辛い苦しい思いをしての大成功よりも、楽しくわいわいふざけて成功したいですよね。
この本を読み終わったあなたのモチベーションはマックスに高まっていることでしょう。
これで金持ちになれなければ一生貧乏でいるしかない
本のポイント
- 自分の理想の生活を送るための具体的な方法やマインドセットが学べる
- 自己投資こそが最高の投資であることを教えてくれる一冊
著者は、高校の時、偏差値35から猛勉強の末、立命館大学に合格し、大学在学中に公認会計士試験に合格し「有限責任監査法人トーマツ」で働くことになります。
でも朝から晩まで働き詰めの毎日で「幸せそうな同僚がいない」ことで、将来に疑問を覚え、在職中に副業に挑戦し、副業開始から数ヶ月後には当時の給料を上回る副業収入をえたので、独立という異色の経歴をお持ちのかたです。
現在、youtubeでも積極的に活動されているので、ご存知の方も多いかもしれませんね。
著者は本を読むことこそが最大の自己投資であり、アウトプットすることで実際に身に付くことを座右の姪とされており、自身も1日2冊の読書は毎日継続されています。
時間の使い方、目標の立て方、自己投資の考え方、選択と集中の方法、すべてのことをとてもストイックに書かれているので、ここに書かれている内容を実行できたなら成功しかないことは納得できると思います。
人生攻略ロードマップ
本のポイント
- 「やりたいこと」よりも「できること」を増やせば、人生はイージーモードにできることがわかる。
- 最大の投資は自己投資で、成功への近道は「○○→○○」のサイクルを高速で回すことを教えてくれる一冊
著者は、まだ若干20代のかたですが、複数の会社を経営しており、年商10億円ととてつもない成果を出されている「迫祐樹氏」です。
著者のキャリアはプログラミング学習に対する「投資」を行ったことからスタートしていますが、この自分に対して投資を行いスキルを身につける方法は、これからの社会人にとって絶対的に必要なのではないかと考えます。
スキルがあれば失敗してもセーフティネットとなるので、挑戦も圧倒的にしやくすくなります。
あとはスキルを横展開していけば複数事業も展開できます、
現代で0から成功するためにはこのロードマップに沿った行動が一番最速なのかもしれません。
あなたの選択肢の幅を圧倒的に広げてくれる一冊です。
ただし、圧倒的な努力と挑戦も必要となりますので、楽をして稼げるような甘い内容ではないことを覚悟してください。
真・投資術
本のポイント
- 日本株の株式投資を行うことの大切さがわかる
- 投資の学習方法や具体的なアクション、目標設定の方法まで学べる一冊
秒速1億円の男、ネオヒルズ族として一世風靡された与沢翼氏による著書です。
華やかな生活から一転、2度の破産によって無一文生活も経験されたのち、現在はドバイに生活の拠点を移されて資産も80億円とまたしても圧倒的な成果を挙げられています。
著者は過去に情報商材の販売もされていたため、胡散臭い・詐欺師などのいわくもついたことがありますが、本を読むと決して裏技を使って成功されたわけではなく、圧倒的な成果が出る人は圧倒的な努力の裏打ちがあることを改めて思い知らされます。
本書は、日本株の株式投資こそが社会人のスキルアップにつながること、具体的な株式投資の学習方法や投資方法までが詳細に漫画を交えて解説されているので、とても読みやすく学びも多い本となっています。
金持ち父さん・貧乏父さん
本のポイント
- ほとんどの人が気づいていない「資産」と「負債」の違いがわかる。
- お金持ちになりたいと思ったときにまず最初に読むべき一冊
わたしの書評の中に高確率ででてくる一冊です。
この本を読んでわたしは自分にとってのお金持ちの定義が180度変わってしまいました。
それまでは自分の給料が安いから金持ちになれないんだと考えていましたが、そこは大きな問題ではなく、自分にお金がないのは、結局自分のマネーインテリジェンスが足りなかったからだということがわかりました。
わたしはこの本を読んでから、お金を使う時「資産」か「負債」かということを意識して使うようになりました。
物語の舞台はアメリカなんですが、本質的な内容が多く、とても学びになりますので、投資や資産形成を始める前には必ず読んでいただきたい一冊です。
お金の大学
本のポイント
- お金について広く学べる。
- 副業や節税、投資など現代において大切なスキルが学べる一冊
リベラルアーツの両楽長といえば、youtubeでとても有名ですよね。
正直、youtube動画を閲覧していくだけでも相当な学びを得ることができます。
節約、節税、投資、副業、起業、ポイカツなど、テーマも広くそして深いので、動画の本数も相当数であることに加え、動画は個別テーマで掘り下げてあるので、すべてを見るのは相当な労力が必要です。
わたしのおすすめは、本で全体像を把握して、気になるポイントは動画で掘り下げて学ぶことです。
正直、本を読むだけでお金について相当学べるでしょう。
わたしはこの本と動画の影響で米国株の投資信託を始めました。
積立投資について知りたい方には特におすすめですよ。
本を読むだけではダメな理由
わたしが実際に読んで、社会人にこそおすすめの本を紹介してきました。
どの本も学びになる内容ばかりなんですが、注意するべき点もあります。
注意ポイント
ただ本を読むだけでは意味がない、何か一つでも実行に移すこと。
これはとってもとっても大切なポイントなので、必ず守ってください。
理由は、本を読んで価値観が変わっても具体的な行動に移さなければ何も変わらないからです。
わたし自身、これまでにとてもたくさんの本を読んできました。
でも気がつかないうちに、読んだだけで行動したつもりになってしまう「ノウハウコレクター」になってしまっていました。
もちろん、マインドセットや選択肢を広く持つこともとっても大切です。
ただ、本を読んでモチベーションを上げて満足するだけでなく、具体的な行動をしていくことで人生は望んだ方向に動き出します。
具体的な行動の例
- 実際に投資をしてみる
- スキルに投資してみる(プログラミング、動画編集、イラスト編集など)
- 副業にチャレンジしてみる(物販、ブログ、noteなど)
- コミュニティに入ってみる
- 自分の事業を起こしてみる
もちろん、行動したからってすぐに結果が出るわけではないし、全てが成功するわけではありません。
でも現状を変えるためには、失敗しても前進(行動)することが大切です。
本を読んでいくうちに、人生を変えたいって気持ちがメラメラ燃え上がっていくはずです。
その気持ちを大切に、本を1冊読んだら、必ず一つは実行することだけはルールづけして行動してみてください。
まとめ
この記事の内容をまとめます。
社会人が選択肢を広く持つべき理由
- 終身雇用と年金制度が崩壊に近づき、国や会社に依存するのは危険
- 一つの視野に縛られず広く選択肢を持ち「自身で稼ぐ力」を身につけることが最大のリスクヘッジ
社会人にこそ読んでほしい本
- 自分の中に毒を持て(岡本太郎)
- 自由人の脳みそ(高橋歩)
- 非常識な成功法則(神田昌典)
- ゼロ(堀江貴文)
- 実践!世界一ふざけた夢の叶え方(ひすいこたろう他)
- これで金持ちになれなければ一生貧乏でいるしかない(金川教晃)
- 人生攻略ロードマップ(迫祐樹)
- 真・投資術(与沢翼)
- 金持ち父さん・貧乏父さん(ロバート・キヨザキ)
- お金の大学(リベラルアーツ)
そして、本を読むときの注意点は、読んで満足するのではなく本の内容を何か一つは実践するルールを守ることです。
本を読んでマインドセットを行うことは大切ですが、実際に行動を起こすことはもっともっと大切です。
この記事をきっかけにしてあなたの人生がよりよい方向に進むことになると嬉しいです。
それでは今回は以上です。